こんにちは、グミです。
夫婦で資産形成をして40代でアーリーリタイアを目指しています。そんな私たちにとって家計簿アプリは欠かせないものです。
先日、Twitterで以下のアンケートをしました。
皆さんが家計簿をつける時の方法について教えて下さい😃
— グミ (@FamilyAssetTree) September 28, 2019
回答頂いた方は家計簿だけでなく資産運用を行なっている方が多かったですが、半数以上の方がマネーフォワードを使用している結果となりました。
手書きやエクセルでつけている方を除くと、家計簿アプリを使っている方の約7割がマネーフォワードを使っていることになります。
zaimとマネーフォワードで半々ぐらいを想定していたので、思ってもみない結果ではありましたが、zaimも便利な機能が揃っています。
本記事ではマネーフォワードを6年以上毎日使っているヘビーユーザーである私たちが、無料で使える範囲に絞ってzaimとマネーフォワードを比較していきたいと思います。
これから家計簿アプリを始めようとしている方は是非ご覧下さい。
人気家計簿アプリの無料版を比較 マネーフォワード vs zaim

まず、家計簿アプリはマネーフォワードかzaimのどちらかを選んでおけばOKです。
どちらのアプリを選ぶかは以下の基準になります。
- 家計簿だけをつけたい方向け
zaimでOK! - 家計簿だけでなく資産運用もやる方向け
マネーフォワードでOK!
zaimとマネーフォワードの特徴を比較

マネーフォワードとzaimは同じ家計簿アプリですが、そもそも目的が異なります。
両アプリのホーム画面を見ると、zaimは使ったお金が一番上に表示されるのに対して、マネーフォワードは資産総額が一番上に表示されます。
ここからもzaimが「家計簿」そのものを重視しているのに対して、マネーフォワードは家計簿だけでなく「資産全体」の管理を重視していることが分かります。
無料で使える機能についても、重視している点を抑えた内容になっています。
どちらのアプリを使うかは、この辺が判断基準になります。
無料で使える機能を比較
zaimの方が優れている点
- 過去の支出が制限なく見れる(マネーフォワードは1年分のみ)
- 連携口座が無制限に登録できる。(マネーフォワードは10件まで)
過去の支出が制限なく見れる
昨年の同月と比較してどうだったか、季節ごとに支出の傾向があるかなど、家計簿を振り返る際に便利です。マネーフォワードは過去1年分しか見れないので、この点は差が大きいです。
連携口座が無制限に登録できる
連携口座が無制限に登録できるのは、夫婦で家計簿をつけていて使っている口座が多い場合や、LinePayやPayPayなど電子マネーを使いわけている場合などに助かります。
この2つの機能を無料で使える点が、家計簿をつけるだけであれば、マネーフォワードよりもzaimをオススメする理由です。
マネーフォワードの方が優れている点
3点あります。
- 資産推移が見れる(無料版だとブラウザ版のみ)
- 資産内訳が見れる(グラフは見れないが割合は分かる)
- 連携口座の最新状況が手動で更新できる。
いずれも資産運用するにあたって重要な機能です。
この3つを無料で使えるのが資産運用まで考えた場合、マネーフォワードを使うことをオススメする理由です。
資産推移
自分の資産が計画通りに推移しているかが分かります。無料版だとブラウザ版からしか見れませんが、全期間の資産推移を見ることが可能です。
下記の画像は実際の私たちの資産推移です。マネーフォワードと共に資産形成をしてきた軌跡でもあります。
マネーフォワードがなければ、ここまでの資産を作ることはできなかった。そう言い切れるほど、私たちにとってマネーフォワードは欠かせないアプリです。
※マネーフォワードとzaimはアプリだけでなく、ブラウザ版でも利用できます。資産推移が見れるのはマネーフォワードだけです。
資産内訳
自分の資産状況を把握するのに便利です。自分の資産のバランスがどうなっているかが簡単に把握できます。無料版はグラフにはできませんが、割合を数値で表示してくれるので十分です。
通常、こういった情報は自分が保有している銀行や証券会社ごとに自分で収集して、エクセルなどで集計します。慣れていても結構手間が掛かる作業です。
これがマネーフォワードに連携しておくだけで、何もせずに一目で概要が分かるようになるのは、自分が手間を掛けるのと比べると雲泥の差があります。
連携口座の最新状況が手動で更新できる
資産運用もしていると地味に便利な機能です。zaimの場合は1日1回の自動更新のみで手動での更新ができません。
例えば銀行から証券会社に資金を移して株を購入した場合などに、すぐに最新の資産内訳を確認したいことがあります。そういう時に手動で更新できるのが便利です。
資産運用までするならマネーフォワードがオススメ
このようにマネーフォワードは資産状況を把握するのに必要な機能が無料で使えます。
連携口座が10件までしか登録できないデメリットはありますが、資産全体を確認できる機能を使える方が、資産運用まで考えるとメリットが大きいです。
使っていない口座が集約できるようであれば10件以内に集約する、難しければ金額の大きい順に10件登録するのでもOKです。
アンケートの結果にも出ているように、資産運用を行っている方には人気が高いです。資産運用を行なっているか将来的に行う可能性がある場合、どうしても連携口座が11件上ないと困るという方以外は マネーフォワードを選んでおくことを強くオススメします。
無料で連携口座が11件以上使えるアカウントが存在する。
マネーフォワードは元々無料版でも11件以上の口座連携ができていましたが、2015年に10件までという制限ができました。
しかし、それまでに利用していたユーザーは制限が設けられた時点で特典の申請をしていれば、無料版でも11件以上口座連携できます。
昔、マネーフォワードを使っていて、使わなくなっている方は一度確認してみることをオススメします。

※マネーフォワード運用より2015年2月25日に送信されたメールより抜粋
有料プランまで含めた場合の判断としてはどうなるか
有料版までを使用することも考えた場合は、機能面ではzaimもマネーフォワードも大差がなくなります。
後は「家計簿」と「資産状況」のどちらを中心に見たいかで選べばOKです。
アプリを起動して、最初に表示される内容が「家計簿」なのか「資産額」なのかの違いは、家計簿ように頻繁に起動するアプリの場合は、手間が大きく変わります。
繰り返しになりますが、zaimは「家計簿」の管理を重視しています。一方、マネーフォワードは「資産全体」の管理を重視しています。
有料プラン/無料プランのどちらを使ったとしても、このどちらを重視して見たいかによって選んだのでOKです。