FIREを目指す上で、自分達にとって本当に必要な物を「選択」し、選択した物に時間やエネルギーを「集中」することは大切です。
『収入や資産を増やしたい』と焦る気持ちもありますが、周りを見渡して不要な物で溢れ返っていないかを立ち止まって考える時間も必要です。
ここでは、私たちがどのようにFIREに向けて、「選択」と「集中」を行なっているかについて、「物」を例として記載します。
「選択」して「集中」する
選択は「OR」ではなく「AND」思考にする
- 自分に必要な物を選択
- 夫婦共に必要な物を選択
- 夫婦+子どもに必要な物を選択
- 家族全員に必要な物を選択
上から順番に段階的に考えます。ポイントはORではなくANDで選ぶことです。
夫にとって必要なもの10個、妻にとって必要なもの10個、両方ともに必要なもの5個とします。
ORで選ぶと合計15個になりますが、ANDで選ぶと5個になります。
必要な物が3倍違うことになります。
極端な話、ANDで物を買うと5万円の所、ORで買うと3倍の15万円になることになります。
夫婦だけでなく子どもや家族も含めると、ORとANDのどちらで考えるかで更に大きな差がでます。資産形成をする上で大きな差が出る部分です。
私たちが『夫婦の価値観のすり合わせ』を重視して取り組んでいるのも、ORからAND思考に変えるためです。
「OR」を全て無くす必要はありませんが、出来るだけ少ない方が支出も減り、誰かの幸福度を下げている物を減らますり
代わりに全員の幸福度を上げる物を取り入れるスペースも出来ます。
AND思考のメリット
- 物が増えない
- 夫婦喧嘩が減る
妻にとって不要な物を夫が購入して物で家が溢れ返っていると、妻の生活の幸福度が下がります。
私達はそういう状況が長く続き、夫婦喧嘩の原因にもなっていました。
お互いの暮らしが良くなるために、どうすれば良いかと考えて取り組んだのが、生活の質を下げる物や、あっても質に影響が無い物を減らすことでした。
その中で夫婦間で「OR思考」ではなく「AND思考」が出来るようになりました。
意識しなくても出来るようになるまで、1年ぐらいは掛かりましたが、出来るようになると本当に楽で、今まで発生していたお金や物に関する喧嘩が激減しました。
喧嘩の原因になっていた物が無くなるからです。
「選択」した物に集中する
「選択」により、自分の周りは幸福度を上げる物だけになります。
次に考えのは、自分達の生活を豊かにしている物を、より活かせる使い方が出来ないかです。
周りの物を見渡した時に、性能を十分に活かせていない物は無いでしょうか?
分かりやすい物でいうと「スマホ」「タブレット」「パソコン」のようなデジタルデバイスです。
これらを使いこなすのは資産形成においても必須になってきています。
家計管理・投資・情報収集・複業・教育にもアプリを使いこなすことにより価値が上がっていきます。
他にもポップインアラジンのような場所も取らずに照明やエンタメとしてだけでなく子どもの教育にも使える物を活用していくことで、場所を取るテレビも無くせ、掃除もしやすくなります。
使い方を工夫することで物の価値を上げられる物は、機能を理解をして生活に取り入れ、少ない物でより幸福度が高められるようにします。
まとめ
- ORではなくAND思考で「選択」
- 「選択」した物に「集中」し、効果を最大化
FIREを目指す上でやることは多いです。その中で自分達の状況に応じて、何を「選択」して「集中」するかの見極めは重要になってきます。
ライフステージが進んで家族が増えると、より「選択」と「集中」が難しくなります。DINKS期間に夫婦でAND思考に取り組んでおくことで、子どもが産まれた後も応用が効きやすくなります。
それが長期的な家計改善にも繋がり、結果的に資産形成の方にも影響が出て来ます。