FIREに向けた「将来ビジョン」と「夫婦の判断」作成

私たちはFIRE達成に向けて、将来のビジョンをベースとした「夫婦の判断」作成に注力しています。

理由は「時間」と「お金」の両方で無駄を減らすことが出来るからです。

夫婦が同じ事象を見たときに別の判断をすることも多いと思います。

例えば、家具を買うにしても、夫は機能を最低限満たした安価な物で良いと思っても、妻はブランド物の機能が多く作りがしっかりした高価な物を好む等、意見が分かれて喧嘩になることもあると思います。

夫婦で意見は違いますが、購入するものは1つです。

この判断の違いは価値観の違いです。違いが多いと夫婦で「価値観が違う」と感じます。

私たちは元々「価値観が違う」夫婦で、ことあるごとに衝突して疲弊してきました。

このままでは良くないと思い始めたのが、自分を知り相手を知るということです。

私たちのFIREへの取り組みで一番時間を使っている部分でもあります。

その取り組みの中で気付いたのは、「大切にしている時間軸」が違うということです。

私たち夫婦の衝突の原因の多くは、これに集約されます。

大切にしている時間軸の違い

「未来」と「今」のどちらを大切にしているかです。これが夫婦間で違うと様々なところで判断の違いが出ます。

FIREを目指すうえでは、FIRE後の生活から逆算して今の生活を決めます。

15年後にFIREするときに5000万円必要だとした場合、そこから逆算して月の支出が決まるので、大体「今」の生活水準が決まります。

「未来」のことを常に念頭においた上で、「今」を生活します。

逆に未来に明確な目的が無い場合、なぜ「今」お金を使わないかの理由がないので、「今」を大切にした生活になります。

この2つの違いが、日々の生活の中で、あらゆる判断に違いが出る要因になります。

ここで大切なのは、どちらが正しいではなく「単に違う」ということです。その認識がスタート地点になります。

夫婦間で判断が違っても、夫婦としての行動は基本的に1つです。

家具を2つ買う訳でも、旅行先に別々にいく訳でもありません。

夫婦としての最終的な行動を円滑に決めるためにも、お互いが納得できる「夫婦の判断」を作ることが大切になってきます。

これはどちらかが妥協するということではなく、お互いが本当に納得している必要があります。そうしないと上手くいきません。そのために必要なことです。

  1. 「自分」が「自分」を理解
  2. 「相手」が「相手」を理解
  3. 「自分」が「相手」を理解
  4. 「相手」が「自分」を理解
  5. 夫婦が納得できる「家族の判断」作成

「夫婦の判断」の作成が上手くいかない場合、上記のいずれかが足りていません。

①と②が出来ていない場合、③と④は絶対に上手くいきません。必ず①と②を先にやる必要があります。

自分の価値観も理解してないのに、相手の価値観の尊重など出来ないです。

これを夫婦間で違った判断になる場合に、一つ一つ夫婦で考えながらやっていきます。

想像するだけで嫌になるかもしれませんが、これをやると夫婦間で衝突していた理由が無くなるので夫婦喧嘩が減り、目的に向けた話し合いの時間が増えます。

結果として、「時間」と「お金」の無駄が減るということになります。

私たちが30代で「億り人」になれた本質です。

まとめ

FIREを目指す上で一番大変で時間を掛けたのは、「将来ビジョン」→「夫婦の判断」の作成です。

夫婦でFIREを目指す以上、それが全てのベースになるからです。

将来ビジョンの作成が夫婦間でしっかりと共通認識として出来ていないと、「夫婦の判断」の作成を上手くすることは出来ません。

私たち夫婦も含めて、お互いに未熟な部分が沢山あり、自分のことも十分に理解できていません。その状態でお互いに尊重し合える関係を築くことなど出来ません。

その為に「何をすれば良いのか?」を考えた際に自分を知り、相手を知ることだと認識出来たということになります。

FIREを目指すということは、自分達で将来を決めていくことと同義です。

その為にも夫婦間で尊重し合える関係性を築くということは必要なことだと考えています。それがFIRE後のQOLの工場に繋がると考えています。

時間は掛かるので簡単に出来ることでは無いですが、これが出来るようになった時、ほぼFIREが目指せる夫婦の状態になっていると思って頂いて大丈夫です。

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