30代前半で準富裕層になるためにやる8つのこと

30代前半で準富裕層になるためにやる8つのこと

先日、twitterで資産形成を行う順序について、こんなつぶやきをしました。

私たちは30代前半で準富裕層に到達することができました。現在は30代で富裕層に到達できるように自分たちにできることを夫婦でコツコツと取り組んでいます。

最初から上手くいった訳ではなく、過程ではライブドアショックやリーマンショックなどで資産が大きく減ることも経験しました。そんな中でも市場から退場することなく資産を増やしてこれたのは、夫婦で人生の目標について話し、その実現のために試行錯誤を繰り返してきた結果に他なりません。

自分たちの失敗を振り返り、これから夫婦で資産形成を始めるとしたらどういった手順で行うかについて、纏めたいと思います。

超富裕層:資産5億円以上
富裕層:資産1億円以上5億円未満
準富裕層:資産5,000万円以上1億円未満
アッパーマス層:資産3,000万円以上5,000万円未満
マス層:3,000万円未満

引用:野村総合研究所(NRI)

30代で準富裕層になるため手順

  1. 投資の書籍を読んで概要を理解する
  2. 少額でインデックス投資を始める
  3. 家計簿を付け始める
  4. 夫婦の目標を決める
  5. 家計の改善を行う
  6. 積立で投資金額を徐々に増やしていく
  7. 投資を実践しながら基礎を理解する
  8. 自分達に合った資産形成の方法を模索する

①〜③は資産形成を行うための準備段階です。

④〜⑦は資産形成の実践段階です。④〜⑦のことを一通り実践した後は、出てきた問題点を一つずつ改善しながら、④〜⑦のサイクルが上手く回るまでグルグル回し続けます。

④〜⑦がスムーズに回るようになったら⑧の段階に進みます。私たちは元々の価値観の違いが大きかったこともあり、スムーズに回る状態になるまで5年ぐらいは掛かりました。この段階まで来ると資産規模も大きくなっていると思います。

資産形成は知識も必要ですが、実践の中でしか学べないことも多くあります。概要を理解したら始めてみて、走りながら知識と経験を身につけていくことをおすすめします。

投資の書籍を読んで概要を理解する

私たちが投資を始めた頃は投資環境が整っていなかったこともあり、日本株の個別株から投資を始めました。右も左も分からない相場の世界でプロと同じ土俵に立って戦う必要がありました。

投資信託やETFもありましたが手数料が高くて、買うに値する商品がほぼ無かった時代です。時は流れて投資環境は当時では考えられないぐらい整ってきています。これから投資を始める方はそういった投資環境を始めから活用することができます。

私たちは個別株での投資をメインでしていますが、これから投資を始める場合はインデックス投資をすすめます。投資のプロと戦う必要もなく、投資の知識や経験が浅くても始めた瞬間から平均点が取れるメリットは、やはりトンデモなく大きいです。

また、インデックス投資は、投資で重要な「リスク」「期待リターン」「分散」「複利」などの基礎知識を実践の中で学ぶことができます。体系化された考え方も確立されて来ており、良書もたくさん出てきています。

著名ブロガーの水瀬ケンイチさんの書籍。最初の一冊はこちらがおすすめです。

 

少額でインデックス投資を始める

書籍を数冊読んで概要が理解できたら、投資を始める準備を行います。

  • 証券会社の口座を開設する。(NISA口座も合わせて開設)
  • 証券会社と連携する銀行講座を開設する。

証券会社は楽天証券かSBI証券のどちらかを選んでおけば問題はありません。銀行口座は楽天証券を開設した場合は楽天銀行、SBI証券を開設した場合は住信SBIネット銀行も合わせて開設しておくと後々便利なのでおすすめします。

証券会社と銀行口座の準備が出来たら少額で投資信託を購入します。投資信託は100円から購入もできます。まずは投資ってこんなものかという感覚を知ることが大事です。

家計簿を付け始める

資産額が少ない段階では、家計簿をつけて収支を改善させ、貯蓄を増やすことを優先します。特に家族がいる場合、お金の使い方は掛け算で影響してきます。それだけに早い段階で家計改善をすることの効果は大きいです。

家計簿はマネーフォワードなどのスマホアプリを使用することをおすすめします。家計簿を付けるのと振り返りにかかる時間が、手作業と比べて圧倒的に違います。空いた時間は家計を改善するための時間に使います。

夫婦の目標を決める

夫婦で資産形成あするのは独身の時とは全くの別物です。お互いのお金に対する価値観が違うと支出管理の難易度が高くなります。私たちもお金に対する価値観が全く異なり衝突も多く苦労しました。

それでも夫婦で資産形成するのに拘り続けているのは、お互いのお金の使いかたが人生において何を大切にしているかの理解にも繋がり、資産形成の枠を超えて夫婦の絆を強くすると考えているからです。

私たちが取り組んだのは、お互いの価値観について話し合い、最終的にどういった家庭を作るかの目標を決めることでした。

目標が決まってからはお互いのやるべきことが鮮明になり、目標に向かって一直線に進むことができるようになりました。

。。。っと言いたいところですが、夫婦で共通の目的に向かって進むことは思っている以上に大変です。「1歩進んで2歩下がる」という言葉がぴったりなぐらい、時には後戻りもしながら、ゆっくりとしか進みません。

ですが、長期にわたる資産形成を継続するには、夫婦の目標に対する思いが何よりも大切です。それが日々のお金の使い方や家計簿にも現れ、資産形成の結果にも大きく影響するからです。

私たちはお互いの目標を決めた後、目標に向かうために転職をしていますが、それにより世帯年収が300万以上あがりました。また、お金の使い方が変わったことにより年間支出が50万近く下がりました。

資産形成を行う上で夫婦共通の目標を持つことは、家計管理や投資云々の前に最も重要なことだと考えています。それだけになるべく早く話し合いを始め、時間を掛けてお互いを理解することが大切です。

最初は妻も資産形成には全く興味がありませんでしたが、夫婦の目標を作り一緒に向かっていく中で、次第に疑問に思ったことは質問するようになり、今では一緒にブログを作るまでになりました。

家計の改善を行う

家計簿は1人で付けることができないと2人に増えてもできません。2人で付けられないと子供が産まれて3人になってもできません。段階を踏んで取り組むことをお勧めします。

  1. 個々で家計簿の管理ができるようにする。
  2. 夫婦間のお金の価値観が違う部分について話し、夫婦間でルールを作る。
  3. 夫婦でお金の教育を子供にできるようにする。

私たちはお金に対する価値観が全く異なる夫婦だったので、②のルールを作りお互いが守るのにかなり苦労しました。それでも継続してきたことで少しずつ夫婦2人の価値観が出来上がってきました。

家計簿でチェックしていることは、目標に沿ったお金の使いかたができているかと、「幸福のコスパ」が意識できているかの2つです。

独身の時は自分の目標に沿ったお金の使いかたができているかだけを考え、いかに効率的に資産を増やすかを考えていました。結婚して家族が増えて気づいたことは、 効率性だけを考慮することは、自分と異なった価値観を持つ家族の幸福度を落としてしまうということです。

効率性と幸福度の両立を行うには、いかに支出を減らしながら幸福度を上げていくかを考えるしかありません。私たちはそれを「幸福のコスパ」という言葉を使っています。

家計簿は単に支出を減らすだけでなく、いかに自分達の幸せに繋がる使い方ができるかということをチェックすることが重要だと考えています。

私たちは結婚して家計簿をつけ始め、5年以上はお金の使い方についての話をしていますが、夫婦共に納得できるお金の使い方ができるまで、まだまだ時間は掛かりそうです。

自動積立で投資金額を徐々に増やしていく

積立投資は一括投資に比べて、市場に資金を置いておく期間が短くなる分、期待リターンはマイナスになります。(実現リターンとは異なります。)

それでも高値掴みをして市場から退場してしまうリスクを回避できるのが大きく、資産形成の初期段階では積立で投資金額を徐々に増やすことをおすすめします。

もう一つの理由は、実際に投資しないと絶対に身につかない、投資における「メンタル」を成長させるのに向いているからです。

「メンタル」は実際に投資をして、株価が変動する中で自分がどういった感情になるかということを認識して始めて理解できます。そして同じ株価の変動でも投資額が違うと受ける感情の大きさが全く違ってきます。

「メンタル」は一丁一隻で身につくものではありません。個人個人で違うものなので、これが正しいということもありません。「習うより慣れろ」しかなく、実際に受けた感情に対して、どういう行動を取れば良いかは自分にしか分かりません。

また、「メンタル」は株価の変動があった時に何も思わなくなることとは違います。株価が上昇した時は喜びますし、下落した時は不安にもなります。受けた感情に対して、どう対処すれば冷静な判断ができるようになるかが分かるようになるだけです。

投資を実践しながら基礎を深く理解する

安定した資産形成を行うためには、正しい方法で長期継続することが何より重要ですが、投資を行なっていると資産額が大きく減ることも多々発生します。そんな時に「メンタル」を支えるのは、自分が正しいことをしているという確信です。

その確信はインデックス投資を学ぶ中で出てくる基礎知識の理解を深める中で得ることができます。インデックス+自動積立で投資の手間を最小限にし、その分「基礎知識」を理解することに努めます。

投資額は「基礎知識」の理解と「メンタル」の成長に合わせて徐々に増やしていくことが大切です。

自分達に合った資産形成の方法を模索する

④〜⑦のことを一通り実践した後は、出てきた問題点を一つずつ改善しながら資産形成を進めます。その後は④〜⑦のサイクルをグルグル上手く回るまで回し続けます。私たちはやり始めて随分経ちますが、今だに問題点が次々に出てきます。

それでも、問題点を改善していくサイクルが回るようになってくると資産額がどんどん増えていくことが実感できる段階になり、自分達に合った資産形成の方法を模索する必要性に気付きます。

ここまで来ると、土台となる夫婦の価値観の軸、および家計管理・投資の知識水準が、それができる水準に育っています。それまで続けてきた方法が自分達に合っていれば継続して磨けば良いですし、自分達に合っていないと感じれば少しづつ変えていき、合う方法を模索すれば良いと思います。

目標も違えば家庭環境も違う中で唯一無二の資産形成の方法などありません。それを見つけられるのは自分達しかいない訳です。

逆に④〜⑦が十分にできていない状態だと、まず家計管理が上手くいきません。その状態では投資額も増えず、資産額も思ったように増えません。同時に夫婦間でもお金の揉め事が増え色々な歪みが発生します。その場合は、④から改めて見直すのが良いと思います。

30代前半で準富裕層になるための「まとめ」

資産形成の軸は「収入」「節約」「投資」の3つです。夫婦で資産形成するのは、これに加えて「夫婦の目標」が不可欠だと考えています。それが全ての原動力になるからです。

私たちは資産形成を始めてから様々な失敗もしましたし、夫婦で衝突も多くありました。それでも、何年も継続してこれたのは、こんな家庭にしたい、こんな人生を送りたいという「夫婦の目標」があるからです。

夫婦のお金への考え方は家計簿に如実に現れます。家庭を持った状態で資産形成する上でリスクを取り過ぎることは厳禁ですが、夫婦でどれだけ話し合いをしてもリスクはありません。同時に得られるリターンにも上限はありません。私たちが早いタイミングで準富裕層の段階まで来れたのは、この点を重視したからというのは確信しています。

1人より2人で共通の目標に向かって協力する方が結果も早く出ます。てっとり早く改善することはできませんが、時間を掛けて夫婦の意識が変われば必ず家計簿にも反映されます。その上で投資を行うことで、より目標にも早く近づきます。

投資を活かすのは家計管理による貯蓄、家計管理を上手く行うのは夫婦の相互理解が大切です。資産形成を安定して行うには、投資に頼るのではなく、まずはそれを支える土台をしっかり作り上げることです、④〜⑦のサイクルを繰り返し回していくことで、次第に土台が出来上がってきます。

投資環境が整ってきた現代では、投資は資産額が少ない段階ではそれほど重要ではありません。ただ、投資は実践の中でしか身につけられないことが沢山あります。投資額が増えてくると投資の重要度が増してくるので、投資額が少ない段階から触れておくことは、資産形成をする上で必ず活きてきます。

もちろん各家庭で得意不得意もありますので、資産形成の仕方は一つではありません。本記事では私たちがこれから資産形成をするための手順を纏めたに過ぎません。夫婦の協力の形も各家庭によって変わってくるはずです。大事なことは、自分達が得意なことを認識し、自分達に合う資産形成の流れを早く見つけることです。