こんにちはグミです!
子供が生まれる前から、お宮参りやお食い初めのことを考えていたイベント好きの私ですが、実は失念していたことがあります。それが「お七夜」です。今回は「お七夜」の時のことについて書きたいと思います。
母「命名書は注文したの?」
私「命名書?そんなんいるん?」
母「あなた!お七夜知らないの?」
私「はて?お七夜?」
パン「…(ふふふ。何やらグミが怒られている。)」 っと多分思っている。
♪さ〜く〜ら〜、さ〜く〜ら〜、いつまでま〜っても〜来ぬひと〜と〜
私の頭の中では坂本冬美が鳴っていました。
母親がスマホの画面を私に向けています。そこには、
お七夜(おしちや)とは誕生から7日目の夜に赤ちゃんの健やかな成長を願って行うお祝いである。平安時代からつづく民俗行事で、生まれた子に名前をつけて、社会の一員として仲間になることを認めてもらう儀式である。
赤飯や尾頭付きの鯛、昆布、紅白の麩などの祝膳を家族で食べ、お宮参りまでの約1ヶ月間、命名書を飾る。
今日では出産した病院から退院する日が産後一週間前後が多いため、退院祝いを兼ねて行うことも多くなっている。また、記念に手形や足形を採ることも増えている。
出典元:引用 – Wikipedia
と書かれてありました。つまり次の準備をする必要があるとのことです。
- 祝膳を準備する。
- 命名式を行う。
- 手形や足形を取る。
私「そんなこと言われても、出産してまだ1ヶ月だし!安静が必要な時期だったし!卓球の福原愛ちゃんは台湾で産後立派なケア(坐月子)受けてたけど、私はしんどいカラダにムチ打って家事頑張ってるし!そもそも名前だって誕生5日目に付けたところだし!!」
全力で産後アピールという名の言い訳をしてみる。
産褥期
妊娠・出産で変化した体を妊娠前までの状態に戻す期間のことを産褥期と言います。出産後6〜8週を指しますが、この時期は人によっていろいろなトラブルに悩まされます。私が悩まされたのは「尿漏れ」「抜け毛」「気分の変調」です。筋肉や内臓のダメージ、またホルモンのバランスが影響しています。自分ではコントロール出来ないものが多いので、家族によるあたたかな目線とサポートが必要です。
母「パン!ネットで注文出来ないか探しなさいっ!!」
パン「(びくぅっ)」
私「…(ふふふ。)」
パンが慌てて命名書が注文できないか探し始めました。
パン「こんなんあるけど?」
- 用紙だけで、名前は自分で書くタイプ。価格は1000円程
- 命名書(名前の印刷は別売り)、写真、手形・足形を残せるフレーム付きの豪華なもの。価格は3000円~4000円程
- 手書きで業者が名前を書いてくれて、飾れるように額なども付いているもの。価格は2000円~3000円程
私「名前を自分で書くタイプが一番安いけど、誰が書く?」
パン「俺?」
私・母「…(沈黙)」
私「名前は手書きで業者が書いてくれるのがいいかな。写真はアルバムがあるし、命名書だけ残る形で良いかな。あとは飾れるように額さえ付いていたらOK!」
パン「じゃあ、3つ目のにしよう!」
こうして、命名書は無事に手配することが出来ました。
さてさてさて。お七夜は命名書が届いて、家族も仕事が休みの日を選んで生後14日目にお祝いすることにしました。
正直、祝膳まで私は気が回らなかったのですが、釣りに行っていた弟が手のひらサイズの鯛をくれました。普段ならバカにするぐらい小さな鯛でしたが、子供サイズで逆に可愛いではないですか。
母が赤飯も炊いてくれたので、写真にだけは残せる可愛い祝膳が準備出来ました。私達は自分達で料理は準備しましたが、仕出し料理を頼む家庭も多いようです。
子供には退院の時に着せたベビードレスを着せました。母乳の出具合が、この頃はまだ良くなかったので、退院の時よりやせ細っていました。
産まれてすぐはむくみもあったので、ぽやんっとした感じがあったのに、このときにはガリガリでした。
今、思い出してみると、
「この頃はひよひよだったね」
「ドレスがぶかぶかだったね」
「まだ黄疸が残っているから黒いね」
などすでに懐かしく思います。
この生まれてから1年の間の子供の成長は本当に早いので、イベントを通じて記録しておくことは重要だなと感じました。
手形・足形も一緒に取りたかったのですが、準備が間に合わなかったので、別の日にすることにしました。産後は何かとバタバタしていて準備もままならないので、お七夜をやる場合は事前にご家族と話をして準備しておくことをお勧めします。
その時のことは、また別で記事にしたいと思います。