日頃から仲良くさせて頂いている、おけいどんさん(@okeydon)の「今日からFIRE! おけいどん式 40代でも遅くない退職準備&資産形成術」を恵贈いただき拝読しました。
私たちとは家族構成が違いますが、FIREを目指す姿勢として共感できる部分が多くありましたので、ご紹介したいと思います。
本書のポイント
- 平均的なサラリーマンの年収にも関わらず、47歳時点で資産1億円を達成
- 1億円達成するための収入・支出・運用の実践プランと、それを支えるメンタルの鍛え方
- FIREに向けた「捨てる」極意
- 有望な投資先銘柄の探し方
本書の中で私たちが特に共感した部分についてです。
適温生活
ブログタイトルにも使われていますが、おけいどんさんのお人柄が出ている言葉だと思います。
「急がず、慌てず、忙しくせず、詰め込みすぎず、背伸びせず、緊張せず、怒らず、がんばらず、余裕を持ち、丁寧に生きる」
私たちも、何故FIREを目指すのか?という自問自答はよく行いますが、こういう何事にも無理をせずに自分達のペースで穏やかに生きていきたいという表現がしっくり来ます。
素敵な言葉です。
早期退職を躊躇していた理由
詳細は書籍の方をご覧頂きたいですが、躊躇していた理由として5個挙げられています。
FIREに入る前には通る工程で、一つずつの懸念点を噛み砕いて消化していく必要があります。
この工程はトライアンドエラーを繰り返しながら、少しずつ噛み砕きながら行っていきますが、おけいどんさんは時短社員という選択肢を取られています。
FIREに入る前に、どういったことが気になり、それをどのように克服していくかという所が、分かりやすく解説されています。
資産額先行型と人生設計先行型
こちらも詳細は書籍の方をご覧頂きたいですが、FIREを考える際にどちらも意識が必要な観点です。
私たちの場合は資産額先行型⇨人生設計先行型に移行して来た経緯があります。
おけいどんさんは人生設計先行型で進められてきたという所ですが、
- 自らの理想の生活スタイルを明確にして
- それに沿った緻密な計画を立て
- マイルストーン(中間目標地点)に向けて行動を取る
という所が具体的に記載されています。
最後に
昨今、FIREという言葉を目にすることが増えましたが、FIREの形式も多様化して来ています。
家庭によって家族構成や職種も違うのでFIRE到達までのルートは様々ですが、おけいどんさんや私たちのようなサラリーマンが、悩むポイントや考える必要があることは共通しています。
本書籍の中では、そういったことを包み隠さずに記載されていて、それに対してどう考え、行動を取られたかというのも明確に記載されています。
是非、これからFIREを目指される方は、おけいどんさんのご経験や姿勢を学んで頂ければと思います。