バンガードのセクターETF10種のリターンとリスクを検証

米国株

セクターETF10種のリターンとリスク

バンガード社のセクターETF10種のリターンとリスクをGoogleスプレッドシートで算出してみました。対象期間は2011/1/1~2017/12/31となります。

比較のためVT/VTIと各セクターETFを各10%ずつ組み入れたポートフォリオ(表上は「均等分散」で記載)のリターンとリスクも記載しています。

リターンでみるとヘルスケア→情報技術→一般消費財→資本財の順に高く、リスクで見ると生活必需品→公共事業→ヘルスケア→電気通信の順に低くなっています。

シャープレシオ(リターン/リスク)で見ると、ヘルスケア→生活必需品→一般消費財→情報技術の順に高くなっています。

各ETFの年ごとのリターンの推移

7年間のトップ回数は、一般消費財/公共事業が2回、エネルギー/金融/情報技術が1回でした。最下位回数は、エネルギーが3回、金融/ヘルスケア/電気通信/公共事業が1回となりました。

マイナスリターンの年の回数を見ると、一般消費財/生活必需品/ヘルスケアセクターは0、情報技術は1、素材/金融/資本財/電気通信/公共事業は2、エネルギーは4回となります。

エネルギー株のマイナスリターンの多さが目立ちます。

各ETFの年ごとのリスクの推移

7年間のトップ回数(リスク低)は、生活必需品が5回、ヘルスケア/公共事業が1回でした。最下位回数(リスク高)は、エネルギーが4回、金融/電気通信/公共事業が1回となりました。

生活必需品セクターのリスクの低さが目立ちます。トップではない2年に関しても2番目にリスクが低い結果となります。

各ETFの年ごとのシャープレシオの推移

7年間のトップ回数は一般消費財/公共事業が2回、素材/情報技術/ヘルスケアが1回でした。最下位回数はエネルギーが3回、金融/ヘルスケア/電気通信/公共事業が1回となりました。

まとめ

直近7年間ですが、リスク/リターン/シャープレシオの値を見るとヘルスケア、生活必需品、一般消費財、情報技術セクターが目を引きますね。

特に生活必需品セクターのリスクの低さは優秀な値を出しております。直近の7年間ではリスクが一番大きな年でも12.91%となり、2標準偏差でも25.82%となります。

過去のリスクとリターンはあくまでも参考値のため、過信するのは危険ですが、我が家はポートフォリオを決める時の指針にしています。

今回はセクター毎のリターンとリスクについて検証してみましたが、今後も別角度からリターンとリスクについて検証を続けていきたいと思います。

※各表とグラフのリスクとリターンの算出に関して

・GoogleスプレッドシートのGOOGLEFINANCE関数を使用して株価を取得しています。

・週足で株価を取得して算出しているため、日足で算出した値からは乖離が発生します。

・各ETFの相関係数の計算には分散共分散行列を使用して算出しています。

・計算結果、表示内容には間違いのないよう細心の注意を払って作成しておりますが、結果の正しさは保証致しません。